*AJPC=本サイトで公開 Available on this site
*NDLD(P)=国立国会図書館デジタルコレクションで一般公開
Publicly available in the Digital Collections of the National Diet Library
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Available on the transmission service of the Digital Collections of the National Diet Library
*Aozora=青空文庫 Digital text available at Aozora Bunko
図書目録 Book Catalog
*同一書名や収録内容が多く重なる本については一部除外している。
Some books with the same title or with many overlapping contents have been excluded.
*本目録はJSPS科研費 JP22K00338の助成を受けたものです。
This work was supported by JSPS KAKENHI Grant Number JP22K00338.
書名 Title | 年 Year | 月 Month | 日 Day | 出版社 Publisher | |
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収録内容 Contents | 公開 Public | ||||
太陽のない街〈日本プロレタリア作家叢書第4編〉 | 1929 | 11 | 30 | 戦旗社 | |
太陽のない街/附記 | NDLD(T) | ||||
能率委員会〈日本プロレタリア傑作選集〉 | 1930 | 1 | 5 | 日本評論社 | |
能率委員会/プロマイドを捨てる/カットされない場景/眼/馬/あまり者/何処へ行く? | NDLD(P) | ||||
小資本家〈プロレタリア前衛小説戯曲新選集〉 | 1930 | 5 | 5 | 塩川書房 | |
小資本家/千二百円/麦の芽/大砲を磨く/戦争雑記/握手(戯曲)/無産者の恋 | AJPC NDLD(T) | ||||
約束手形三千八百円也〈新鋭文学叢書〉 | 1930 | 11 | 15 | 改造社 | |
約束手形三千八百円也―真理は常に具体的である―/赤色スポーツ/小資本家/握手(一幕一場)/悪党になれぬ男/失業避暑客風景/戦争雑記/千二百円/麦の芽 | AJPC NDLD(T) | ||||
失業都市東京〈労働大衆版〉 | 1930 | 12 | 1 | 中央公論社 | |
失業都市東京―太陽のない街第二部―/作者附記 | NDLD(P) | ||||
赤い恋以上 | 1931 | 3 | 15 | 内外社 | |
序/『赤い恋』以上/頂点に立つ/銀行合併/豊年飢饉/赤色スポーツ/無産者の恋 | NDLD(P) | ||||
輜重隊よ前へ! | 1931 | 4 | 7 | 内外社 | |
読者諸君へ/輜重隊よ前へ!/跋・日本無産者消費組合聯盟準備会 | AJPC NDLD(T)1 NDLD(T)2 | ||||
戦列への道 | 1931 | 9 | 17 | 改世社 | |
読者諸君へ/戦列への道/赤旗びらき/清吉は正しかつたか?/Yの艶書/豊年飢饉/石炭の木/残飯[づけ]の味/失業自衛団/社会病/コント二篇(活字は嘘をつく/双生児/他人/『赤い恋』以上/苦しい道 | NDLD(P) | ||||
何処へ行く? | 1931 | 9 | 18 | 改造社 | |
何処へ行く? | NDLD(P) | ||||
阿蘇山〈徳永直自選集〉 | 1932 | 6 | 5 | 新興書房 | |
筆蹟/山一製糸工場/拡がる戦線/女工舎監の日記/阿蘇山 | NDLD(P) | ||||
弁証法読本(*渡辺順三と共著、第三~五章を徳永が執筆) | 1933 | 10 | 4 | ナウカ社 | |
自序/第一章唯物論と観念論/第二章認識論としての唯物弁証法/第三章弁証法の根本法則/第四章本質と現象/第五章形式と内容/第六章可能性と現実性、偶然性と必然性/註解 | NDLD(T) | ||||
新しき出発〈評論集〉 | 1934 | 4 | 2 | ナウカ社 | |
恥かしい「序文」/Ⅰ 新らしき出発/ゴリキーに関する断片/Ⅱ 坐つて話す/リアリズムについて/「ナルプ」に対する希望/プロレタリア作家の経済生活について/大家の末路/Ⅲ 創作方法の新転換/創作方法における新段階/創作方法に関する感想/課せられた桎梏/一九三四年への歩み/感ずること二三/Ⅳ 林の「青年」を中心に/明治維新に関する歴史小説/伏字問題その他/大衆文学形式の提唱を自己批判する/作家を志願する人々について/Ⅴ 文学新聞は作家を生んだ/プロ文学における感情の問題/Ⅵ 佐々木俊郎について/窪川鶴次郎について/新恋愛は工場に芽生える/小説はいかにかくべきか/Ⅶ 逆浪に揉まれて/仮面を剥ぎつゝ/初夏の抱負/プロレタリア文学の一方向 | NDLD(P) | ||||
冬枯れ〈プロレタリア短編小説集第1〉 | 1935 | 5 | 20 | ナウカ社 | |
冬枯れ/百姓花嫁/母/島原女/武士と資本家/文学サークル/銃後/工場新聞/火は飛ぶ/未組織工場/フアツシヨ | NDLD(P) | ||||
黎明期 | 1935 | 6 | 20 | ナウカ社 | |
黎明期 | AJPC NDLD(T) | ||||
逆流に立つ男 | 1935 | 11 | 7 | 文学案内社 | |
逆流に立つ男/女の産地/最低の組織/訪ねて来た子供 | NDLD(P) | ||||
はたらく一家 | 1938 | 11 | 25 | 三和書房 | |
徳永氏の小説集に寄す・広津和郎/自序/はたらく一家/彼岸/父親の覚え書/陽子・道代・町子/最初の記憶/弱い強盗/梶川ツルの死/木槿のある村/冬空/八年制 | AJPC NDLD(T) | ||||
先遣隊 | 1939 | 3 | 20 | 改造社 | |
まへがき/黒い土と茶色の服/北満の印象/北満ところどころ/満州芝居/新京所見/ハルビンの二泊/野良着その他/アジアの感情/先遣隊 | AJPC NDLD(T) | ||||
藪の中の家〈土の文学叢書〉 | 1939 | 5 | 9 | 新潮社 | |
藪の中の家/藁人形/弱虫/近所界隈/悪友/武士と資本家 | AJPC NDLD(T) | ||||
はたらく人々〈生活文学選書第9巻〉 | 1939 | 9 | 10 | 春陽堂書店 | |
はたらく人々 | AJPC NDLD(T) | ||||
八年制〈昭和名作選集第6〉 | 1939 | 10 | 1 | 新潮社 | |
著者近影/まへがき/八年制/他人の中/最初の記憶/彼岸/電車の中で/飛行機小僧 | AJPC NDLD(T) | ||||
梅と桜〈新選随筆感想叢書第8〉 | 1939 | 11 | 20 | 金星堂 | |
Ⅰ 梅と桜/私の手帖/創作日記から/ゴリキイとアンドレーフの喧嘩/冬を越す文学/希望と努力/文学の健康性/笑ひ/梅/若き世代に望む/自然について/兄弟子を真似る/児童と保護者と先生と/Ⅱ 海を渡る人々/おぼこ様/カブト町風景/東京大相撲春場所ルポルタージュ/早慶戦ルポルタージュ/トマト/Ⅲ 「筋」は「通俗」であるか/「勲章」について/満州で文学する人々へ/新人作品の特徴/スケツチと報告文学について/「雑誌文学」からの解放/Ⅳ 観客の立場から/映画の健康性 | AJPC NDLD(T) | ||||
短篇集 長男 | 1940 | 2 | 11 | 金星堂 | |
長男/T君の犯罪/先祖まつり/技師阿波忠助/父親の覚え書/ある患者の話 | AJPC NDLD(T) | ||||
東京の片隅 | 1940 | 10 | 20 | 筑摩書房 | |
東京の片隅/あとがき | AJPC NDLD(T) | ||||
結婚記〈短篇集叢書〉 | 1940 | 11 | 13 | 河出書房 | |
まへがき/結婚記/ある特派員/読者たち/藁人形/他人の中 | AJPC NDLD(T) | ||||
土に萌える | 1940 | 12 | 15 | 昭和書房 | |
土に萌える/海をわたる心/青い風/暗らい町/浅草の客/蜘蛛/世界の公園/藪の中の家/移動する民族 | AJPC NDLD(T) | ||||
風 | 1941 | 8 | 20 | 桜井書店 | |
風/見舞/海の上/罪ある子供/自然について/男の中で/出征する人/じやがいもの記/青い風/こんにやく売り/蜘蛛/宿の一夜/あとがき | NDLD(P) | ||||
作家と生活 | 1941 | 9 | 10 | 桃蹊書房 | |
Ⅰ 「生活を考へる」について/「嫌な奴の登場」について/「くれなゐ」について/Ⅱ 家庭の一日/弟のこと/夏/村の景色/ある日の私/きのこ汁/Ⅲ 作品と作家の間/「無智」と「金銭」について/新人と旧人の間/通俗との岐め/医者と小説家/痩せる小説/特徴を生かすこと/他人へ通ずる道/文学修業といふこと/「家庭にかへる」意味/Ⅳ 六月の感想/鮎一尾/出ぐせ/特急さくら/「子供の一日」その他/Ⅴ 「家庭」と「愛情」と/ちよんかけと木インテン/文学的な育児観/男の一面について/グウテンベルグその他/Ⅵ はたらく人と文学/二人のはたらく女性/勤労者娯楽の今昔/あとがき | NDLD(P) | ||||
幼ない記憶 | 1942 | 8 | 8 | 桃蹊書房 | |
まへがき/幼ない記憶/青い風/イネちやん/悪い夢/結婚記/妹よ/男の中で/三人/豆戦士のレポート | AJPC NDLD(T) | ||||
少年小説 甚左どんの草とり〈少国民図書館〉 | 1943 | 2 | 22 | 国華堂日童社 | |
この本を書いた感想/甚左どんの草とり/泣かなかつた弱虫/居眠り千葉さん/隣組の畑/イネちやん/こんにやくを売る子供 | NDLD(P) | ||||
小説勉強〈青年群書〉 | 1943 | 11 | 1 | 伊藤書店 | |
はしがき/第一章小説へはいる道 作家には何故学校がないか/自分で面白いことは他人にも面白い/日記と心のレンズ/読む勉強/書く勉強/調子について/用語について/構成について/テーマとモーチフ[ママ]/第二章私の学んだ作家 志賀直哉/徳田秋声/島崎藤村/宇野浩二/菊池寛/森鷗外/山本有三/夏目漱石/二葉亭四迷/第三章文学への態度 勤労者の用語/努力と才能/感性と日常性/朗読に堪へる小説 | NDLD(P) | ||||
光をかかぐる人々 | 1943 | 11 | 20 | 河出書房 | |
日本の活字/サツマ辞書/長崎と通詞/よせくる波/活字と船/開港をめぐつて/最初の印刷工場/作者言 | NDLD(T) Aozora | ||||
唯物弁証法読本(*渡辺順三と共著) | 1946 | 3 | 20 | 新興出版社 | |
自序/復刻の序/第一章唯物論と観念論/第二章認識論としての唯物弁証法/第三章弁証法の根本法則/第四章本質と現象/第五章形式と内容/第六章可能性と現実性、偶然性と必然性/注解 | NDLD(T)[3版] | ||||
他人の中〈新日本名作叢書〉 | 1946 | 4 | 20 | 新興出版社 | |
他人の中/最初の記憶/働く歴史 | AJPC | ||||
創作集 小さい記録 | 1946 | 9 | 11 | 美和書房 | |
小さい記録/カツドウシヤシン/風/名人/九日の宿/冬/凶作地行/冬枯れ | NDLD(P) | ||||
泣かなかった弱虫 | 1947 | 3 | 30 | 十月書房 | |
この本を書いた感想/甚左どんの草とり/泣かなかつた弱虫/居眠り千葉さん/イネちやん/こんにやくを売る子供 | NDLD(T) | ||||
町子〈少年のための純文学選〉 | 1947 | 5 | 15 | 桜井書店 | |
父兄に寄す―「少年のための純文学選」刊行の辞―・桜井均/藪の中の家/最初の記憶/町子 | AJPC NDLD(T)1 NDLD(T)2 | ||||
がま | 1947 | 6 | 30 | 高島屋出版部 | |
がま/敗戦前/追憶/世界の公園/カツドウシヤシン/きつねにだまされる話/研究会にきた男/青い風/訪ねてきた子供/長男/あとがき | AJPC NDLD(T) | ||||
ひとりだち | 1947 | 10 | 10 | 労働文化社 | |
筆蹟/ひとりだち/あとがき | AJPC | ||||
夜あけの風 | 1947 | 10 | 20 | 新興出版社 | |
夜あけの風 | NDLD(P) | ||||
追憶 | 1948 | 6 | 30 | 高島屋出版部 | |
がま/敗戦前/追憶/世界の公園/カツドウシヤシン/きつねにだまされる話/研究会にきた男/青い風/訪ねてきた子供/長男/あとがき | AJPC[2版] | ||||
あぶら照り | 1948 | 10 | 15 | 新潮社 | |
あぶら照り/にがい唾/本田さん/がま/白い道/追憶/風のない日 | AJPC | ||||
妻よねむれ | 1948 | 12 | 15 | 新日本文学会 | |
妻よねむれ | NDLD(P) | ||||
背の高い娘 | 1949 | 8 | 25 | 冬芽書房 | |
背のたかい娘/「たばこ」の話/一つの報告/写真にそえて/炎ゆらぐ/地蔵/川岸工場から | AJPC | ||||
人生について〈ナウカ講座26〉 | 1949 | 10 | 20 | ナウカ社 | |
はしがき―人生には専門家がない―/Ⅰ 私の人生行路 まえがき/1「人は何のために生きるか?」/2 少年の夢/3 青年の道/4 「幸福」とはなにか?/5 たたかいの中へ/6 「思想は人生の羅針盤」/7 労働階級としての自覚/Ⅱ 恋愛と夫婦生活について 1 恋愛とはなにか?/2 私の経験/3 恋愛の美しさとは?/4 「夫婦」―無限のたたかい/5 まず現実に根をおろすこと/Ⅲ 戦争と革命の問題 1 戦争と人生/2 戦争をふせぐ力/3「人類の朝」 | AJMPC NDLD(T) | ||||
私の小説勉強〈芸術技法全書〉 | 1949 | 11 | 5 | 飯塚書店 | |
小説の土台 一、何をどう描くかという問題/二、創作と実践/三、読者をつくり読者にまなぶ運動/技術について 四、小説芸術の普遍性/五、日記と心のレンズ/六、読む勉強/七、書く勉強/八、筋の立て方進め方/九、構成について/一〇、主題と表現/一一、調子について/一二、用語について/一三、文章と個性/一四、ルポルタージュについて/経験と感想 一五、心の波だち/一六、枕木とレール/十七、努力と才能/一八、朗読に堪えられる小説/十九、感性と日常性 | NDLD(T) | ||||
村に来た文工隊〈自選作品集〉 | 1951 | 6 | 20 | 目黒書店 | |
街道筋/あぶら照り/さいづち頭/背のたかい娘/写真にそえて/村にきた文工隊/日本人サトウ/自己革命する人間像を | AJPC NDLD(T) | ||||
静かなる山々 | 1952 | 9 | 15 | 蒼樹社 | |
静かなる山々前篇/あとがき | →角川小説新書 | ||||
第二弁証法読本―史的唯物論入門―(*渡辺順三と共著) | 1954 | 1 | 5 | 新興出版社 | |
はしがき/一、この本をかくはじめの言葉/二、歴史の見方、考え方/三、史的唯物論とは何か/四、歴史のながれ/五、階級闘争/六、国家と法/七、民族問題/八、社会思想はどこから生れるか/九、道徳と宗教/一〇、芸術について/一一、人生の意義/一二、恋愛、結婚、家族 | NDLD(T) | ||||
静かなる山々第一部上巻〈角川小説新書〉 | 1955 | 9 | 15 | 角川書店 | |
静かなる山々第一~四章 | AJPC | ||||
静かなる山々第一部下巻〈角川小説新書〉 | 1955 | 9 | 15 | 角川書店 | |
静かなる山々/あとがき/初版あとがき | AJPC | ||||
静かなる山々第二部上巻〈角川小説新書〉 | 1955 | 9 | 20 | 角川書店 | |
静かなる山々第一~九章 | AJPC | ||||
静かなる山々第二部下巻〈角川小説新書〉 | 1955 | 9 | 20 | 角川書店 | |
静かなる山々/あとがき | AJPC | ||||
草いきれ〈現代新書48〉 | 1956 | 10 | 15 | 現代社 | |
草いきれ/かえってきた人/ふみつけられる草/あかくなる顔/基地周辺 | AJPC NDLD(T) | ||||
ソヴエト紀行〈角川新書119〉 | 1957 | 8 | 30 | 角川書店 | |
飛行機ルポルタージュ/レニングラード見物記/「鎌と槌」工場の人たち/「モロトフ」コルホーズ訪問記/レーニンとスターリンをみた/ソヴエトの新聞はこうしてつくられる/芸術の担い手たち/ソヴエト人について/新中国の昨今/中国の作家たち/全ソ作家第二回大会に出席しての報告/アジア五か国の文学者懇談会/五枚の皿/あとがき | AJPC NDLD(T) | ||||
一つの歴史〈徳永直遺稿集〉 | 1958 | 7 | 1 | 新読書社出版部 | |
一つの歴史/黒い輪/思い出す人々/絶筆/年譜・津田孝 | AJPC NDLD(T) |